抜歯レポート

2002年2月28日
今日は親知らずを抜いた。なぜ今抜歯なのか、その経緯を探ってみた。

幼児期に、顎が異常に狭いことが判明し、矯正治療を開始する。

小学〜中学時代。いわゆる「矯正装置」(にかっと笑うとギラリと光る銀色のあれ)をつける。中学時代は柔道部だっただけに、一発グーパンチをもらうと、それだけで口内が血だらけになり、先輩にも「いいから口ゆすいで来い」と言われるほどだった。そしてその後は必ず口内炎ができた。

中学時代には更に、永久歯を上下2本ずつ、計4本抜いた。これは矯正治療の効果を上げるためであった。

高校時代にはデバイスも取れ、下顎歯の裏に「リテーナー」と呼ばれる補定装置をつけるだけとなった。それは今もついている。

大学になって。懸念されていた親知らずが動き出した。顎の細さゆえ、重力方向に対し垂直に生えようとしていたのだ。そのままでは矯正の努力が水泡に帰すため、抜歯となった。下顎左の親知らずは大学一年のときに抜いた。町医者で抜いたため、抜歯に一時間以上かかった挙句、歯茎の中に歯の破片が残っていると言うありさまだった。しかも縫合なしだったため、一晩中血が止まらなかった。次の日の朝、シーツと枕カバーはすぷらったであった。歯の破片は自分で指をつっ込んで引きずり出した。

今年はそういう事態を避けるため、口腔外科のある大病院へ。

手術の詳細

診察台にあがると、すぐに麻酔を打たれた。計4箇所ほど。効果がでるまでしばらく放置された。5分ほどして術式開始。パチンパチンというかプチンプチンというかそんな音がした。ドレーンの中を血が流れていた。どうも、歯肉を切開しているか何からしい。そのあと、グラインダーで切込みを入れられた。歯科特有のあの音と焼け焦げるようなにおいが口の中に広がった。そのあと
「ちょっと響くけど我慢してね、叩いて骨から離すから」
と先生はのみと鎚を持ち出し、親知らずにあてがって、ごんごん叩き始めた。脳がゆれた。そのうち、歯の一部がかち割られた。それを二回繰り返し、士魂の部分の抜き取りにかかった。そのとき、激痛が走った。
「痛っ!!」
思わず声が出た。
「今神経触ってるからね、麻酔打つから」
どうも、根が相当深かったらしく、別の神経にまで触れていたらしい。おかげで普通に涙が出た。
根っこが取れて、縫合に入る。ちくり、ちくりとにぶい痛みが二回。その後、ぎりぎりと縛られる感覚が。最後に、ガーゼをかまされてすべて終了。


考察
顎が細いのはいいことがない

追記
ついでに携帯機種変した
ちょうど2年目

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