一番好きな時間

2002年7月14日
好きな人がいて。

両想いで。

一緒に居られる時間は幸せで。

でも、四六時中一緒に居られるわけじゃなくて。

お互いの生活があって。

離れ離れの時間のほうがよっぽど長くて。

だから、一緒に居られる時間は幸せで。

一緒に居られる時間の中でも、とりわけ

幸せな時間があって。

お話しているとき?

ご飯を食べているとき?

布団の中にいるとき?

いいえ。

一緒に居られた時間の終わりが来るもう少し前、

この時間が一番幸せ。

もう少ししたらまた離れ離れになる好きな人に

素直に自分を出せる時間。

大抵、二人とも寝不足で「ねむーい」と

言いあって、笑いあっている時間。

離れている時間のほうが圧倒的に多いから、

刹那の逢瀬が幸せなのだろうか。

確かに逢えないのは辛い。

好きな人が何をしているのか、

何を考えているのか分からないから。

でも、離れていても、気持ちは確認できる。

「好きだよ」
「私も」

「逢いたいな」
「俺もそう思ってた」

たった一言だけでいい。

自分のことを考えてくれている大事な人に

自分の素直な気持ちを伝えられたら。

離れている時間さえ素敵なものになる。

逢えないことは、厳然たる事実として

立ち塞がるが、それのとらえかたはいかようにも

あるはず。

好きな時間、もっと増えるといいな。

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