なついろ

2002年8月8日
今日も学校に行った。

そのときに

空の青さに驚いた。

「ああ、これが夏色ってやつか・・・」

S棟の7Fまでエレベータで上がる。

周りが見渡せる。

県庁も見える。

流石に我が家は見えない。

西の空、天を突き破らんとするばかりに

育つ積乱雲。

夏の太陽光を跳ね返すあの雲の輝き、

俺は大好きだ。

そんなとき、浮かぶ一つの曲。

『FINAL FANTASY? 悠久の風』

まだ青かった頃、恋した女の子がいた。

その子のことを考えながら

その曲を聴きつづけた。

家の屋根、一番高いところに登り

その子の家の方角を見つめて。

介護実習があると言っていたっけ。

今年の夏は逢えないかな。

普通に話せるはずなんだけど、

いざ二人になると話が続かない。

なんとなく恥ずかしいんだよね、

お互いに。

あれからもう5年以上経ったというのに。

昨日のように思い出せるさ。

今は二人とも想い人を見つけ、

各々の道を歩いているけれど。

あの古きよき日々は一生の宝であることだろう。

甘い思い出もたまにはいいさ。

でも、現実からは逃れられない。

だが一人じゃない。

叱咤してくれる先輩、激励してくれる同僚後輩、

そして気遣い見守ってくれる人がいるのだから。

俺の闘いだけど、

多くの人が支えてくれているから

立っていられるのだ。

決戦の日は近い。

明日も特訓だ!

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